2025年1月9日木曜日

22年 中日vs大阪 3回戦

5月17日 (土) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 1 2 1 0 0 4 中日 13勝5敗 0.722 松尾幸造 服部受弘 
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 大阪 12勝5敗 0.706 梶岡忠義

勝利投手 服部受弘 5勝0敗 
敗戦投手 梶岡忠義 4勝2敗

二塁打 (中)松尾、古川
本塁打 (中)三村勲 1号

勝利打点(中)松尾幸造 1


松尾-服部の完封リレーで中日首位に立つ

 後楽園の第2試合は松尾幸造と梶岡忠義の先発で午後3時24分、金政球審の右手が上がりプレイボール。

 大阪は初回、2本のヒットで1死一二塁のチャンスを作るが、藤村富美男の二ゴロが「4-6-3」と渡ってダブルプレー。

 大阪は2回裏、四球とヒットで無死一二塁とするが、玉置玉一の遊ゴロが「6-4-3」と渡ってダブルプレー。

 大阪は3回裏、先頭の呉昌征がストレートの四球で出塁、塚本博睦の初球に呉がスタート、しかし塚本の打球はレフトライナーとなって呉は戻れず「7-4-3」と渡ってダブルプレー。

 中日は5回表、一死後三村勲が3球ファウルで粘って四球を選び、二死後松尾が左中間にタイムリー二塁打を放ち1点を先制する。

 リードを取った中日は5回から松尾に代えて服部受弘をマウンドに送る。

 中日は6回表、二死後古川清蔵がレフト線に二塁打、小鶴誠は四球で歩き、杉浦清監督の遊ゴロをショート武智修が二塁に悪送球する間に二走古川が還って2-0、二死一三塁となってダブルスチールを決め3-0とする。

 中日は7回表、先頭の三村がライトスタンドにホームランを叩き込んでダメ押しとも言える4点目。

 中日は松尾と服部の完封リレーで大阪に快勝、首位に立った。

 大阪は実況のとおり、初回からの3連続併殺で流れをつかめなかった。

 松尾幸造は無失点ながら4回で降板したため勝利投手を服部受弘に譲った。松尾は今季0勝のまま球界を引退することになる。プロ最後の勝利を惜しくも逃したのである。

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