2025年1月4日土曜日

22年 中日vs近畿 3回戦

5月16日 (金) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 中日 12勝5敗 0.706 清水秀雄 
0 0 0 0 0 2 0 0 X 2 近畿 12勝5敗 0.706 別所昭

勝利投手 別所昭     7勝2敗 
敗戦投手 清水秀雄 2勝2敗

二塁打 (中)金山、杉浦
本塁打 (中)古川清蔵 2

勝利打点(近)安井亀和 2


毎日が首位攻防戦

 後楽園の第2試合は清水秀雄と別所昭の先発で午後3時8分、島球審の右手が上がりプレイボール。

 序盤戦は両チームチャンスの潰し合いであった。

 中日は、初回一死後金山次郎がレフト線に二塁打、2回は先頭の杉浦清監督が右中間に二塁打を放ったが何れも後続なし。その後も5回まで毎回走者を出しながら無得点。

 近畿は、2回は二死一三塁、3回は二死一二塁、4回も二死一二塁、5回も二死一二塁のチャンスを作るがあと一本が出ず無得点。

 中日は6回表、一死後古川清蔵がレフトスタンドにホームランを叩き込んで1点を先制する。

 近畿は6回裏、先頭の堀井数男の当りは三ゴロ、これをサード三村勲がエラー、一死後筒井敬三が三遊間を破ると堀井は三塁に進み、送球の間に打者走者の筒井も二塁に進んで一死二三塁、朝井昇のスクイズバントが内野安打となって1-1の同点、一死一三塁からトップに返り安井亀和のライト線の飛球をライト加藤正二がキャッチすると三走筒井がスタート、加藤からのバックホームを筒井がかい潜って生還、2-1と逆転する。これが決勝点となった。

 加藤の捕球位置はラインを超えていたので決勝右邪犠飛となる。加藤がラインを超えたことに気づかなかったのか、俺の肩なら刺せると判断したかは不明。

 別所昭は4安打2四球5三振の完投で7勝目をマーク、激しいハーラー争いとなっている藤本英雄を振り切り単独ハーラートップに躍り出た。

 この試合の結果、中日と近畿は同率2位に並び、首位大阪を半ゲーム差で追う展開となった。今節の後楽園には上位3球団が集結しており、毎日が首位攻防戦である。

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