2025年1月12日日曜日

22年 太陽vs巨人 3回戦

5月18日 (日) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9  計
0 0 1 0 0 0 2 4 1  8  太陽 8勝10敗 0.444 湯浅芳彰 池田善蔵 井筒研一 
1 1 0 1 4 6 0 0 X 13 巨人 6勝13敗 0.316 小松原博喜 川崎徳次

勝利投手 小松原博喜 3勝2敗 
敗戦投手 湯浅芳彰    0勝2敗

二塁打 (太)辻井、佐竹、藤井、野田 (巨)平山、千葉、山川
三塁打 (太)荒川、蔵本 (巨)山川

勝利打点(巨)平山菊二 2

猛打賞 (太)藤井勇 3、佐竹一雄 2 (巨)山川喜作(4安打)2、川上哲治(4安打)2、平山菊二 1


巨人、辛くも乱戦を制す

 甲子園の第2試合は湯浅芳彰と小松原博喜の先発で午後3時25分、杉村球審の右手が上がりプレイボール。

 巨人は初回、二死後千葉茂の当りは二ゴロ、これをセカンド荒川昇治がエラーして乱戦が開始された。川上哲治は中前打、平山菊二がレフト線にタイムリー二塁打を放ち1点を先制する。

 巨人は2回裏、二死後古家武夫が中前打、山川喜作が三遊間にヒット、千葉が左中間にタイムリー二塁打を放ち2-0とする。ここで太陽は先発の湯浅から池田善蔵にスイッチ。

 太陽は3回表、二死後荒川昇治が中越えに三塁打、藤井勇が三遊間にタイムリーを流し打って1-2とする。

 巨人は4回裏、先頭の古家が四球で出塁、山川の右前打で古谷は三塁に向かうが、ライト辻井からの好返球にタッチアウト、打者走者の山川は二塁に進み、二死後川上の右前タイムリーで3-1とする。

 巨人は5回裏、一死後小松原がストレートの四球で出塁、内堀保も四球、林清光の三ゴロをサード蔵本光夫が二塁に悪送球して二走小松原はホームイン、トップに返り古家は四球で一死満塁、山川喜作も押出し四球を選んで5-1、太陽はここで三番手として井筒研一にスイッチ、二死後川上が中前に2点タイムリーを放ち7-1とリードを広げる。

 巨人は6回裏、先頭の平山菊二が右前打で出塁、黒沢俊夫の右飛に一走平山は飛び出しており「9-3」と渡ってダブルプレー、しかし小松原、内堀の連続遊ゴロをショート松井信勝が連続エラー、林は四球で二死満塁、トップに返り古家が左前に2点タイムリーを放ち9-1、山川喜作も中越えに2点タイムリー三塁打を放ち11-1、千葉は四球、川上のライト線タイムリーで12-1、平山の左前タイムリーで13-1と大量リードする。

 太陽は7回表、二死後荒川が四球で出塁、藤井の右中間二塁打で二死二三塁、森下重好の遊飛をショート古家が落球する間に二者還って3-13とする。

 太陽は8回表、先頭の井筒が右前打で出塁、蔵本が中越えにタイムリー三塁打を放ち4-13、松井の中前タイムリーで5-13、トップに返り辻井が送り、荒川の二飛をセカンド千葉が落球、藤井の中前タイムリーで6-13、森下の左前タイムリーで7-13と追い上げる。

 太陽は9回表、先頭の藤村隆男が左前打で出塁、井筒に代わる代打野田誠二ライト線にタイムリー二塁打を放ち7-13、巨人はここで小松原から川崎徳次にスイッチ、川崎が後続を抑えて辛うじて逃げ切った。

 井筒研一は満塁でリリーフに立ち2点タイムリーを打たれたが自責点は走者を出した池田善蔵に付き、次の回は二死後のエラーの後6失点となったので自責点はゼロ。マウンドに立ってから8点を失ったが自責点はゼロであった。

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