2024年12月29日日曜日

22年 大阪vs中日 2回戦

5月15日 (木) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 大阪 11勝4敗 0.733 若林忠志 
1 0 0 0 0 0 0 0 X 1 中日 12勝4敗 0.750 藤本英雄

勝利投手 藤本英雄 6勝2敗 
敗戦投手 若林忠志 3勝2敗

二塁打 (中)小鶴

勝利打点(中)加藤正二 1


藤本英雄、スミ一を守り抜く

 後楽園の第2試合は若林忠志と藤本英雄の先発で午後3時36分、国友球審の右手が上がりプレイボール。

 中日は初回、先頭の岩本章がショートに内野安打、金山次郎の左前打で無死一二塁、古川清蔵の投ゴロを若林はサードに投げて二走岩本は三封、小鶴誠は三振に倒れるが、杉浦清監督が四球を選んで二死満塁、加藤正二も押出し四球を選んで1点を先制する。

 この後は重苦しい展開が続いた。

 大阪は3回、4回と併殺でチャンスを潰し、9回まで毎回走者を出しながらホームは遠かった。

 中日も2回以降6回まで1安打に抑えられて追加点は奪えず。

 藤本英雄は4安打4四球5三振で今季初完封、6勝目をマークしてハーラートップの別所に並んだ。

 中日の勝因は若林の投球に食い下がった粘りにあった。初回の古川は投ゴロに倒れたが6球ファウルで粘った末のものだった。小鶴の三振も2球ファウルの後。杉浦の四球もスリーボールツーストライクから2球ファウルで粘った末。そして、加藤の決勝押出し四球もスリーボールツーストライクから1球ファウルで粘って選んだものであった。

 この勝利で中日は大阪から首位の座を奪還。今節は後楽園に中日、大阪、近畿の三強が集結しており、連日首位攻防戦が繰り広げられることとなる。


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