2025年9月11日木曜日

22年 大阪vs巨人 10回戦

7月21日 (月) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 大阪 41勝17敗1分 0.707 渡辺誠太郎 梶岡忠義 
0 0 0 0 2 1 1 0 X 4 巨人 30勝28敗1分 0.517 川崎徳次

勝利投手 川崎徳次   10勝7敗 
敗戦投手 渡辺誠太郎 2勝2敗

二塁打 (巨)武宮
三塁打 (巨)川崎、山川
本塁打 (巨)小松原博喜 4号

勝利打点(巨)川崎徳次 1

猛打賞 (巨)田中資昭 1


巨人、今節5戦5勝

 後楽園の第2試合は渡辺誠太郎と川崎徳次の先発で午後3時8分、国友球審の右手が上がりプレイボール。

 この日の川崎はプロ入り最高とも言える投球で、5回まで大阪打線を15人で抑えるパーフェクトピッチング。

 巨人は5回裏、先頭のベテラン林清光が左前打で出塁、一死後川崎がセンター左奥にタイムリー三塁打を放ち1点を先制、トップに返り山川喜作も右越えにタイムリー三塁打で続き2-0とリードする。大阪はここで先発の渡辺に代えて梶岡忠義をマウンドに送り後続を抑える。

 巨人は6回裏、好調が続く小松原博喜がレフトスタンドにホームランを叩き込んで3-0とする。

 巨人は7回裏、先頭の山川喜作が三遊間にヒット、田中資昭の右前打で無死一三塁、千葉茂の右前タイムリーで4-0、着々と加点する。

 大阪は8回表、先頭の本堂保次が中前にチーム2本目のヒットで出塁、一死後長谷川善三の右前打で一二塁、二死後トップに返り呉昌征が四球を選んで二死満塁、金田正泰の一塁内野安打がタイムリーとなって1点を返すが反撃もここまで。

 川崎徳次は4安打1四球1三振の完投で10勝目をマークする。打っても決勝三塁打を放つ活躍であった。

 打撃好調が続く小松原博喜が梶岡忠義から第4号本塁打を放った。小松原は4本の内3本を梶岡から打っており、梶岡も被本塁打6本の内3本を小松原に打たれている。小松原は元祖・梶岡キラーと言える。

 巨人は今節5戦5勝で、借金3から貯金2まで浮上してきた。

 投手陣では川崎、中尾、多田が安定しており、打撃陣では五番平山と六番小松原が好調で、三番千葉と四番川上が出塁して平山、小松原が返す得点パターンが多い。田中資昭と山川喜作にも当りが出てきており、結果から見ても当然であるが現在チーム状況は八球団でトップである。

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