2 0 3 0 1 0 0 2 0 8 中日 26勝12敗 0.684 清水秀雄
0 0 1 0 1 0 0 0 1 3 大阪 28勝11敗1分 0.718 若林忠志
勝利投手 清水秀雄 6勝3敗
敗戦投手 若林忠志 8勝5敗
二塁打 (中)大沢 (大)藤村、玉置
三塁打 (中)加藤、小鶴 2
本塁打 (大)玉置玉一 2号
勝利打点(中)小鶴誠 6
強竜がダイナマイトを喰う
後楽園の第2試合は首位攻防戦。清水秀雄と若林忠志の先発で午後2時52分、池田球審の右手が上がりプレイボール。
中日は岩本章の欠場が続いており杉浦清監督が一番に入る新打線。
中日は初回、二死後古川清蔵が左前打で出塁、小鶴誠が左中間深くにタイムリー三塁打を放ち1点を先制、大沢清も左中間にタイムリー二塁打で続き2-0として試合の主導権を握る。
中日は3回表、先頭の杉浦が三遊間を破るヒットで出塁、金山次郎が三前に送りバントを決めて一死二塁、古川も三前にバント、サード藤村富美男からの送球をファースト玉置玉一が落球、犠打とエラーが記録されて一死一三塁、小鶴の打席で古川がディレードスチール、キャッチャー土井垣武が二塁送球、これを見た三走杉浦がスタートを切るがホームベースカバーにピッチャー若林が入ってタッチアウト、スコアカードの記載は「2-4-5-1H」となって杉浦には盗塁失敗が記録された。この間に一走古川は三塁に進み、小鶴が四球を選んで二死一三塁、大沢が得意の右打ちでライトにタイムリーを放ち3-0、加藤正二が右中間に2点タイムリー三塁打を放ち5-0とリードを広げる。
大阪は3回裏、先頭の玉置が四球で出塁、一死後長谷川善三の三ゴロをサード小鶴が一塁に悪送球して一死一三塁、トップに返り呉昌征の中犠飛で1点を返す。
中日は5回表、一死後小鶴が左中間にこの日2本目となる三塁打、大沢の左犠飛で6-1と突き放す。
大阪は5回裏、先頭の玉置が第2号ホームランを放ち2-6とする。スコアカードの記載ではセンターへのライナーの本塁打となっているが、柵越えではなくインフィールドの印になっているのでランニングホームランであった。
中日は8回表、先頭の加藤が中前打で出塁、笠石徳五郎も右前打、一死後藤原鉄之助が右前にタイムリーを放ち7-2、トップに返り杉浦はストレートの四球で一死満塁、金山次郎が左前にタイムリーを放ち8-2と突き放す。
大阪は9回裏、一死後本堂保次が左前打で出塁、玉置がレフト戦に二塁打を放って一死二三塁、二死後長谷川に代わる代打塚本博睦が中前にタイムリーを放ち1点を返すが焼け石に水。
清水秀雄は8安打2四球3三振の完投で6勝目をマークする。
強竜打線の破壊力は抜群で、ダイナマイト打線に打ち勝った。
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