2025年5月15日木曜日

22年 金星vs巨人 6回戦

6月22日 (日) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 1 0 0 1 金星 17勝22敗1分 0.436 内藤幸三
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 巨人 17勝22敗1分 0.436 諏訪裕良 川崎徳次

勝利投手 内藤幸三 4勝4敗 
敗戦投手 諏訪裕良 1勝3敗

勝利打点(金)酒沢政夫 4


酒沢政夫、決勝スクイズ

 第10節4日目、連日1万人を超える観客を集める後楽園球場は日曜日とあって32,088人の観衆が押し寄せた。今季最多だった6月1日に次いで2番目の観客数である。

 第1試合は内藤幸三と諏訪裕良の先発で午後零時55分、国友球審の右手が上がりプレイボール。

 諏訪は走者を出しながらも粘りのピッチングを見せて6回まで無失点。

 内藤も6回まで6安打を許しながら要所を締めて無失点。

 金星は7回表、一死後坂本勲が中前打で出塁、トップに返り坪内道則監督の右前打で坂本は三塁に進み、送球の間に打者走者の坪内も二塁を陥れて一死二三塁、ここで巨人ベンチは先発の諏訪に代えて二番手として川崎徳次をマウンドに送るが、酒沢政夫がワンボールからの2球目にスクイズバントを決めて1点を先制する。

 巨人は最終回、小松原博喜、平山菊二が連続四球で無死一二塁のチャンス到来、金星はファースト西沢道夫がバントシフトで前進守備、これを見て内堀保は三前に送りバント、一塁ベースカバーにはセカンド大友一明が入って「5-4A」で送りバントが決まって一死二三塁、田中資昭に代わる代打中島治康の三ゴロで三走小松原がホームを突くが、サード清原初男からの本塁送球にタッチアウト、最後は川崎が二飛に倒れて金星が僅差で逃げ切る。

 内藤幸三は6安打3四球4三振、今季4勝目を3度目の完封で飾る。

 坪内は第2打席から4打席連続ヒット。酒沢が決勝のスクイズを決めた。

 金星守備陣は最終回のピンチも落ち着いて防ぎ、巨人と同率5位に並んだ。

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