2025年5月13日火曜日

22年 太陽vs南海 7回戦

6月21日 (土) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
3 0 0 0 0 0 0 1 0 4 太陽 15勝23敗1分 0.395 井筒研一 
0 0 0 0 0 0 1 0 0 1 南海 20勝18敗1分 0.526 松川博爾

勝利投手 井筒研一 1勝1敗 
敗戦投手 松川博爾 0勝2敗

三塁打 (太)森下
本塁打 (太)藤井勇 3号

勝利打点(太)藤井勇 2


井筒研一、自責点ゼロの完投で今季初勝利

 甲子園の第2試合は井筒研一と松川博爾の先発で午後3時50分、二出川球審の右手が上がりプレイボール。

 夕方の開始であるが、1年で最も日が長い季節なので日没コールドのリスクはない。

 太陽は初回、先頭の荒川昇治が四球を選んで出塁、一死後藤井勇がライトスタンドに先制ツーランを叩き込んで2-0、中谷順次が左前打、佐竹一雄もレフト線ヒットで一死一二塁、二死後伊勢川真澄はピッチャー強襲ヒット、白球を拾い上げた松川の一塁送球が悪送球となる間に中谷が還って3-0とリードする。

 井筒は快調なピッチングを続け、6回まで1安打無失点。

 南海は7回裏、一死後田川豊が二遊間を破り中前に抜けるヒット、これをセンター森下重好が後逸する間に打者走者の田川は三塁に進み、山本一人監督の右犠飛で1-3とする。

 太陽は8回表、前の回に手痛いエラーを犯した先頭の森下がセンター右奥に三塁打、伊勢川は死球を受けて出塁すると二盗に成功、ここで松川がワイルドピッチ、三走森下が還って4-1と突き放す。

 井筒研一は後半疲れから7回以降は4安打を打たれたが、5安打1四球2三振、自責点ゼロの完投で今季初勝利をあげる。

 井筒は戦前は野手での出場が多く登板は少なかったが、戦場から復員すると本格的に投手に転向、昨年は13勝をマークした。今季は出遅れていたが、この日のピッチングを見ると今後に期待できる。

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