2021年5月30日日曜日

21年 ゴールドスターvs巨人 11回戦

9月1日 (日) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9  計
0 1 2 0 0 0 1 0 0  4  ゴ軍 27勝40敗1分 0.403 石田光彦 江田孝 
0 4 0 4 0 3 0 1 X 12 巨人 42勝26敗1分 0.618 諏訪裕良 近藤貞雄

勝利投手 近藤貞雄 16勝9敗
敗戦投手 石田光彦 10勝15敗

二塁打 (ゴ)石田 (巨)山田、坂本、多田、川上、中島、近藤
三塁打 (ゴ)坪内、大友、酒沢 (巨)黒沢
本塁打 (巨)多田文久三 1号

勝利打点 なし

猛打賞 (巨)中島治康 4、多田文久三 3


好調巨人打線

 後楽園の第1試合は西宮に遅れること2分、諏訪裕良と石田光彦の先発で午後1時丁度、池田球審の右手が上がりプレイボール。

 ゴ軍は2回表、先頭の末崎正隆はレフトライナー、石田のピッチャー返しが近藤のグラブを弾くがバックアップのショート山田潔が一塁に送球してアウト、早川平一はゴロでセンターに抜けるヒット、これを呉新亨が後逸する間に早川は三塁に進み、辻功の三遊間タイムリーで1点を先制する。

 巨人は2回裏、先頭の中島治康が中前打で出塁、多田文久三も中前打で続いて無死一二塁、諏訪は三振に倒れ、呉新亨に変わる代打林清一がストレートの四球を選んで一死満塁、坂本茂の左犠飛で1-1の同点、レフト坂本勲からのバックホームをキャッチャー辻が後逸する間に二走多田もタッチアップからホームに還って2-1と逆転、一走林もタッチアップから三塁に進み、坂本茂は浅い左飛に倒れるが、トップに返り山田のレフトへのタイムリー二塁打で3-1、山川喜作の右前タイムリーで二走山田が還り4-1とする。

 ゴ軍は3回表、一死後酒沢政夫が中前打で出塁、坪内道則監督が中越えにタイムリー三塁打を放ち2-4、巨人ベンチはここで先発の諏訪から近藤貞雄にスイッチ、末崎は四球を選んで一死一三塁、石田が左越えにタイムリー二塁打を放ち3-4と1点差に迫り、早川は四球を選んで一死満塁、しかし辻の三ゴロが「5-4-3」と渡ってダブルプレー。

 巨人は4回裏、先頭の坂本茂が右中間に二塁打、トップに返り山田の遊ゴロの間に坂本は三進、山川は四球を選んで一死一三塁、ここで山川がディレードスチールを仕掛け、「2-6-3-4-1」でタッチアウトとなるがこの間に三走坂本が還って5-3、坂本に本盗は記録されていない。黒沢俊夫がセンター左奥に三塁打、川上哲治の中前タイムリーで6-3、中島の左前打で川上は三塁に進んで二死一三塁、ここでダブルスチールを決めて7-3、更に多田が左中間にタイムリー二塁打を放ち8-3とする。

 巨人は6回裏、先頭の山川が二失に生き、黒沢の投ゴロの間に山川は二進、川上が左中間にタイムリー二塁打を放ち9-3、この時川上が二塁をオーバーランして「8-6-5-4」の送球でタッチアウト、中島が右中間に二塁打を放って二死二塁、多田が右越えにツーランホームランを叩き込んで11-3と大量リードする。

 巨人は8回裏、一死後中島が四球で出塁、多田の二ゴロでランナーが入れ替わり、近藤の右中間タイムリー二塁打で12-3とする。

 リリーフの近藤貞雄は6回3分の2を3安打3四球1三振1失点の好投で16勝目をマーク、ハーラー単独トップに躍り出た。

 好調巨人打線は14安打で12得点。2安打2打点の川上が怪我で途中退場したのが気になるところ。川上は8回の守備から退いているが、6回に二塁をオーバーランした際に足を捻ったのかもしれない。川上は6月まで熊本で農作業に専念しており、野球のトレーニングは不足している。

*「備考欄」には「川上負傷」で8回の守備から交代と書かれている。ライトの中島治康がファーストに回り、ライトには川上に代わって藤本英雄が入った。

野球週報 ④

5月19日(水) 品川ビッグスターズ(旧・品川ベースボールクラブ)の練習は雨天中止。ということで、自宅マンション備え付けのゴルフレンジで90分打込み。アイアン30分、ドライバー30分、アプローチ30分で300円でした。

5月20日(木) 出勤日。

5月21日(金) 出勤日。

5月22日(土) 秋葉原のバッティングセンターで110㌔、130㌔、130㌔、130㌔、スライダーの5セット。右中間にいい感じで打てています。

5月23日(日) 休養日。 

5月24日(月) 出勤日。

5月25日(火) 出勤日。


21年 パシフィックvsグレートリング 12回戦

9月1日 (日) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
2 0 0 0 0 0 0 1 1 4 パ軍 28勝40敗2分 0.412 真田重蔵 
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 グ軍 44勝25敗 0.638 丸山二三雄

勝利投手 真田重蔵    15勝14敗
敗戦投手 丸山二三雄 15勝11敗

二塁打 (パ)森下、伊勢川、藤井 (グ)河西

勝利打点 (パ)伊勢川真澄 4

猛打賞 (パ)森下重好(4安打)10、松井信勝 4


真田が完封、伊勢川が攻守に活躍

 9月に入っていよいよペナントレースも佳境。パソコンの故障で更新が途絶えていましたが、第19節4日目、西宮の第1試合は真田重蔵と丸山二三雄の先発で午後零時58分、国友球審の右手が上がりプレイボール。

 パ軍は初回、二死後藤井勇が中前打、森下重好が三塁線を破る二塁打を放って二死二三塁、伊勢川真澄も三塁線を抜く2点タイムリー二塁打を放ち2点を先制する。

 グ軍は1回裏、先頭の河西俊雄の当りは三ゴロ、これをサード平野徳松がエラー、安井亀和は中飛に倒れるが、河西が二盗に成功、田川豊は投ゴロに倒れ、山本一人監督の四球の時に安井が三盗に成功、山本も二盗を決めて二死二三塁、しかし堀井数男は投ゴロに倒れて無得点。

 この後は最多勝争いを繰り広げる真田、丸山両投手の力投で無得点が続く。

 パ軍は8回表、先頭の藤井が四球を選んで出塁、森下の左前打で無死一二塁、伊勢川は二飛に倒れるが、松井信勝の三塁内野安打で一死満塁、小林章良は三邪飛に倒れて二死満塁、ここで平野が押出し四球を選んで貴重な追加点、3-0とリードを広げる。

 真田は3回から7回まで毎回ヒットを許してきたが、この1点で気合が入ったか8回裏のグ軍の攻撃を三者凡退に抑える。

 パ軍は9回表、二死後藤井が左中間に二塁打、森下の左前タイムリーで4-0とダメ押す。

 真田は9回裏のグ軍を三者凡退に抑え、6安打1四球3三振で今季3度目の完封、15勝目をあげる。

 この結果、ハーラー争いは真田、近藤貞雄、丸山二三雄、内藤幸三が15勝で並び、14勝の白木義一郎が追うという熾烈な争いとなった。

 森下重好が4安打を記録して今季10度目の猛打賞。14度の金田正泰に続いて青田昇、上田藤夫と並び猛打賞争い2位タイに位置している。「Wikipedia」に書かれているとおり「固め打ちの名手」である。

 グ軍は初回に得意の機動力野球で3盗塁を決めたが無得点だったのが響いた。3回には安井が、6回にも田川が二盗を試みたが共に伊勢川に刺されて反撃機を失ったのである。「冷静沈着」で鳴る伊勢川も、初回に3盗塁を許して気合が入ったのであろう。勝利打点を記録した伊勢川は、グ軍の機動力野球も封じて守備面でもこの試合のヒーローであった。

2021年5月23日日曜日

21年8月 月間MVP

月間MVP

投手部門

 ゴールドスター 内藤幸三 4

 内藤幸三は8勝2敗、防御率2.93、WHIP1.36、奪三振率4.92。

 丸山二三雄は5勝1敗、防御率2.10、WHIP1.40、奪三振率4.59。

 8月のグ軍は16勝3敗で首位に立つ勢いの中で丸山は5勝1敗。

 8月のゴ軍は9勝10敗で内藤が8勝2敗と孤軍奮闘した。

 内藤は5月に続いて今季2度目の受賞、通算でも4度目の受賞となり、短い活躍期間で3回受賞した沢村を上回ることとなった。


打撃部門

 ゴールドスター 坪内道則 4

 坪内道則は打率3割8分9厘、13得点11打点、二塁打8本、三塁打3本、9四球で順当な受賞となった。

 田川豊も同じような成績であるが、二塁打2本、三塁打2本、6四球。

 打率では黒沢俊夫、打点では川上哲治であるが、坪内を上回る評価ではなかった。

 坪内は昭和17年以降4年連続受賞(公式戦の無かった昭和20年を除く)。兵役で有力打者が不在の時期に安定した成績を残してきた結果である。

2021年5月22日土曜日

野球週報 ③

5月12日(水) 品川ビッグスターズ(旧・品川ベースボールクラブ)の練習解禁。いい感じで打てています。シートバッティングで思いっきり引っ張った打球が低いライナーとなって三塁ベースを直撃、まっすぐ跳ね返って三塁線をころころと目の前まで帰ってきました。記録はフェアですが三塁線逆セーフティバントでしたね(笑)。

5月13日(木) 出勤日。

5月14日(金) 出勤日。

5月15日(土) シルバーウイングスと練習試合。第3打席でライトの頭上をライナーで超える三塁打。狙い撃ちでしたね。4歳から始めて58年に及ぶ野球歴でライトをライナーで超えたのは初めてです(笑)。

5月16日(日) 自宅マンション備え付けのゴルフレンジで1時間打込み。20年ぶりに買ったPRGRのドライバーを初打ち。30分100円なので200円でした。

5月17日(月) 出勤日。

5月18日(火) 出勤日。


2021年5月16日日曜日

櫛田由美彦の球史

 5月8日付け「21年 阪急vsグレートリング 12回戦」に「Kengi」様から情報提供をいただき、それに基づいて調べた結果、櫛田由美彦の球歴が判明してきました。

 櫛田由美彦投手は台北一中では昭和15年に夏の甲子園に出場し、京都商業の神田武夫投手と投げ合う。台湾大会予選決勝では遊撃手だった。

 キャリアのハイライトは昭和25年に熊谷組の主将として都市対抗大会に出場して準優勝。この時は捕手で、久慈賞を獲得した。熊谷組の監督は選手兼任の浅原直人で、浅原は戦前からプロで活躍し、この後昭和27年にプロに復帰して東急-東映の主力打者となる。櫛田は熊谷組野球部創設時から主将を務めてきた。「都市対抗野球大会 60年史」では写真入りでその活躍を伝えている。

 櫛田由美彦は、記録に残っている公式戦で投手、遊撃手、捕手を経験した万能選手でした。


 そして、1982年には60歳で野球の試合に出場していたことも判明しました。

 私も定年退職後還暦野球に参入、昨年11月から仕事にも復帰しましたが、今季は公式戦、練習試合でここまで14打数7安打、三塁打2本、二塁打2本です(笑)。

参照資料:「全国高等学校野球選手権大会 50年史」、「都市対抗野球大会 60年史」、サイト「台灣棒球維基館」。

2021年5月15日土曜日

野球週報 ②

5月5日  (水) 休日ということでグラウンドが取れず、コロナに関係なく元々品川ビッグスターズ(旧・品川ベースボールクラブ)の練習は無し。ということで、自宅マンション備え付けのゴルフレンジで30分打込み。

5月6日  (木) 昼は秋葉原のバッティングセンターで120㌔、140㌔、カーブ、140㌔、140㌔、スライダーの6セット。夕方はゴルフレンジで1時間打込み。

5月7日  (金) 20年ぶりに買ったクラブSRIXON Z765が届いたのでゴルフレンジで30分打込み。80年代から90年代にかけてDUNLOP DP-101を使っていましたので、ダンロップ以外のアイアンを使う気になれません。

5月8日  (土) 鬼怒川温泉に小旅行。山岳トレーニングも少々。

5月9日  (日) 秋葉原のバッティングセンターで130㌔、150㌔、カーブ、150㌔、スライダーの5セット。140㌔までは芯に当たる。150㌔にも付いていってはいる。

5月10日(月) 出勤日。

5月11日(火) 出勤日。