9月25日 (土) 後楽園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 2 1 0 0 0 0 3 西鉄 27勝32敗7分 0.458 野口二郎
0 1 0 0 0 0 0 4 X 5 名軍 35勝24敗6分 0.593 森井茂 石丸進一
勝利投手 石丸進一 14勝8敗
敗戦投手 野口二郎 15勝11敗
二塁打 (名)藤原
本塁打 (西)野口明 3号
勝利打点 藤原鉄之助 3
藤原鉄之助、決勝二塁打
名古屋は2回、先頭の吉田猪佐喜が四球を選んで出塁、加藤正二が三遊間を抜いて無死一二塁、岩本章の送りバントはピッチャー野口二郎が三塁に送球して二走吉田は三封、芳賀直一は二飛に倒れて二死一二塁、藤原鉄之助が左前に先制タイムリーを放って1-0とする。
西鉄は4回、先頭の野口二郎が左前打で出塁、続く野口明がレフトスタンドにツーランホームランを叩き込んで2-1と逆転する。
西鉄は5回、鵜飼勉、村瀬秀孝が森井茂のスローカーブを引っ掛けて連続三ゴロ、トップに返り中村信一も二ゴロ、ところがセカンド石丸藤吉が一塁に悪送球して中村は二塁に進み、濃人渉はストレートの四球で二死一二塁、野口二郎が左前にタイムリーを放ち3-1と突き放す。
名古屋ベンチは6回から先発の森井茂に代えて石丸進一をマウンドに送り込む。
名古屋は8回、先頭の石丸藤吉が左前打で出塁、古川清蔵も三塁に内野安打、小鶴誠は三飛に倒れるが吉田は四球を選び、加藤は三振に倒れて二死満塁、ここで岩本がセンター左に同点の2点タイムリーを放って3-3、芳賀が中前打を放ち再度二死満塁、藤原が左中間に決勝二塁打を放って5-3と大逆転。
名古屋二番手の石丸進一は4イニングを無安打3四球1三振無失点に抑え、14勝目をあげる。
前半戦名古屋快進撃の立役者であった藤原鉄之助が2安打3打点、先制打と決勝二塁打を放つ活躍を見せた。
*決勝打を放った藤原鉄之助、戦後巨人時代の直筆サイン入りカード。
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