0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 大阪 26勝10敗1分 0.722 武智修 渡辺誠太郎
0 0 0 2 2 0 0 0 X 4 巨人 15勝21敗1分 0.417 川崎徳次
勝利投手 川崎徳次 6勝5敗
敗戦投手 武智修 1勝2敗
二塁打 (大)土井垣 (巨)千葉2、川上
勝利打点 なし
猛打賞 (巨)千葉茂 6
川崎徳次、3試合連続完封
後楽園の第2試合は武智修と川崎徳次の先発で午後2時58分、国友球審の右手が上がりプレイボール。
大阪は初回、先頭の呉昌征が四球を選んで出塁、金田正泰の投ゴロでランナーが入れ替わり、金田がスタートを切るが中途半端な走塁で一二塁間に挟まれタッチアウト、この拙走が後々まで響く。
3回まで2つの併殺でチャンスを潰してきた巨人は4回裏、先頭の千葉茂が左中間に二塁打、川上哲治は四球で無死一二塁、小松原博喜の送りバントは正直すぎてピッチャー武智が三塁に送球して二走千葉は三封、武智は本来遊撃手でフィールディングは上手い、平山菊二は二塁への内野安打で一死満塁、内堀保の三ゴロをサード藤村富美男が痛恨のエラー、1-0となってなお一死満塁、田中資昭の遊ゴロ併殺崩れの間に三走小松原が還って2-0とする。
巨人は5回裏、一死後山川喜作が四球で出塁、千葉がレフト線にタイムリー二塁打を放ち3-0、川上もレフト線にタイムリー二塁打を流し打って4-0とリードを広げる。
大阪は4回二死から土井垣武が二塁打を放つが後続なく、7回も二死から本堂保次、玉置玉一の連続ヒットでチャンスを作るが後が続かず無得点。2度の好機が何れも二死からだったことが敗因となった。
川崎徳次はダイナマイト打線を3安打に抑え、3四球4三振で完封、6勝目をマークする。
川崎は6月8日の南海戦で5年ぶりの完封勝利をあげると、12日の中日戦での1安打完封に続いて3試合連続完封勝利を記録した。戦後になって覚えたシンカーが冴えわたっている。
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