0 1 0 0 1 1 0 0 0 3 大阪 28勝10敗1分 0.737 呉昌征
0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 金星 16勝22敗1分 0.421 三富恒雄 重松通雄
勝利投手 呉昌征 1勝0敗
敗戦投手 三富恒雄 2勝6敗
二塁打 (大)本堂、土井垣、玉置 (金)大友
勝利打点(大)玉置玉一 1
呉昌征が自責点ゼロの完投勝利
第10節3日目、後楽園の第1試合は呉昌征と三富恒雄の先発で午後1時2分、国友球審の右手が上がりプレイボール。
呉昌征は今季初登板となる。
大阪は2回表、一死後土井垣武の当りは遊ゴロ、これを久々スタメン出場のショート中村信一が無難に捌き、続く本堂保次の当りも遊ゴロ、今度は中村が一塁に悪送球して打者走者の本堂は二塁に進み、玉置玉一のレフト線タイムリーで1点を先制する。
大阪は5回表、先頭の呉昌征が四球で出塁すると二盗に成功、一死後金田正泰の一ゴロの間に呉は三進、富樫淳のレフト線タイムリーで2-0とする。
大阪は6回表、先頭の土井垣武がレフト線に二塁打、一死後玉置が左越えにタイムリー二塁打を放ち3-0とリードを広げる。
呉昌征は昨年は14勝をあげてノーヒットノーランも記録したが今季はこれが初登板。初回、いきなり先頭の坪内道則監督に死球を与えるが、その後は無難に抑え、5回には二死満塁のピンチ迎えるが無失点で切り抜ける。
金星は最終回、先頭の大友一明が三塁線を破る二塁打、一死後辻勇夫に代わる代打内藤幸三の二ゴロをセカンド本堂が一塁に悪送球して一死一三塁、一走内藤には代走山本秀男が起用され、坂本勲に変わる代打酒沢政夫の遊ゴロの間に三走大友が還って1点を返すが反撃もここまで。
呉昌征は6安打2四球1死球無三振、自責点ゼロの完投で今季初勝利をあげる。呉の登板は今季はこの1試合のみ、昭和23年と24年にも1試合ずつ登板するが白星は無く、この試合が最後の勝利投手となった。
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