0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 中日 25勝12敗 0.676 松尾幸造 服部受弘
0 0 0 2 0 0 0 1 X 3 巨人 17勝21敗1分 0.447 多田文久三
勝利投手 多田文久三 2勝2敗
敗戦投手 松尾幸造 0勝1敗
二塁打 (巨)千葉茂
勝利打点(巨)川上哲治 2
猛打賞 (巨)千葉茂 7
巨人投手陣、3試合連続完封
後楽園の第2試合は松尾幸造と多田文久三の先発で午後2時50分、島球審の右手が上がりプレイボール。
巨人は4回裏、先頭の山川喜作が三遊間にヒット、千葉茂も中前打を放って無死一二塁、川上哲治が中前にタイムリーを放ち1点を先制、中日ベンチはここで先発の松尾から服部受弘にスイッチ、小松原博喜の二ゴロが進塁打となって一死二三塁、二死後内堀保の遊ゴロをショート杉浦清が一塁に悪送球する間に三走千葉が還って2-0とする。
巨人は8回裏、先頭の多田が中前打で出塁、しかしトップに返り呉新亨の一ゴロをファースト大沢清がベースを踏んで二塁に送球、多田もタッチアウトでゲッツー、しかし山川喜作と千葉が連続四球で二死一二塁、川上が左前にタイムリーを流し打って3-0とリードを広げる。
多田文久三は5安打5四球4三振で戦後初完封、2勝目をマークする。本格的に投手転向してから好投を続けている。
多田は昭和17年4月22日の黒鷲戦以来5年ぶりの完封勝利となった。この試合では現在同僚となっている黒鷲の小松原博喜が14四球を出した。前日の甲子園では空襲警報で試合途中打切りという時代でもあった。5年後の現在は、日曜であれば3万人の観客を集めるほどの平和が戻ってきた。
巨人投手陣は19日の川崎徳次、昨日の中尾輝三に続いて3試合連続完封勝利を記録し、阪急に並んで4位タイに浮上してきた。
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