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2025年4月23日水曜日

22年 金星vs東急 5回戦

6月14日 (土) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
3 0 0 0 0 0 0 0 2 5 金星 15勝20敗1分 0.429 三富恒雄 
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 東急 11勝21敗1分 0.344 黒尾重明

勝利投手 三富恒雄 2勝5敗 
敗戦投手 黒尾重明 2勝6敗

二塁打 (東)黒尾
三塁打 (金)三富

勝利打点 なし


三富恒雄、5年ぶりの完封勝利

 第9節3日目、後楽園の第1試合は午後1時6分、島球審の右手が上がりプレイボール。

 金星は初回、先頭の坪内道則監督がストレートの四球で出塁、酒沢政夫の投ゴロでランナーが入れ替わり、二死後西沢道夫の三ゴロをサード大沢喜好が失して二死一二塁、小前博文のセンターにゴロで抜けるヒットを一言多十が後逸、白球が転々とする間に酒沢、西沢に続いて小前もホームに還り3点を先制、小前には1打点が記録された。

 東急先発の黒尾は2回から7回まで無安打ピッチング。

 金星は9回表、二死後三富が右中間に三塁打、辻勇夫の三塁線タイムリーで4-0、坂本勲はストレートの四球で二死一二塁、トップに返り坪内の左前タイムリーで5-0とリードを広げる。

 金星先発の三富は6回まで1安打無失点の好投。7回はヒットと四球で一死一二塁のピンチを迎えるが後続を抑える。

 東急は9回裏、先頭の大下弘が右前打で出塁、長持栄吉の中前打で無死一二塁、黒尾の投ゴロを三富が三塁に送球して二走大下は三封、北川桂太郎に代わる代打横沢七郎はストレートの四球で一死満塁と最後の反撃、しかし熊耳武彦は二飛、清水喜一郎に代わる代打白木義一郎は左飛に倒れてゲームセット。

 三富恒雄は5安打5四球1三振で、通算7度目戦後初完封を飾り2勝目をマークする。三富は兵役で5年のブランクがあり、昭和17年9月12日の阪急戦以来5年ぶりの完封勝利であった。

 今季の完封試合は全体で29試合目となったが、その内8試合を金星投手陣が記録している。

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