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2025年9月6日土曜日

22年 阪急vs中日 9回戦

7月21日 (月) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 1 0 0 1 阪急 27勝31敗2分 0.566 森弘太郎 天保義夫 
2 0 0 0 0 0 4 0 X 6 中日 34勝22敗1分 0.607 藤本英雄

勝利投手 藤本英雄 15勝9敗 
敗戦投手 森弘太郎   2勝4敗

二塁打 (急)青田、日比野 (中)杉浦、金山2
本塁打 (中)小鶴誠 6号

勝利打点(中)大沢清 4

大沢清が決勝打、小鶴誠が勝負を決めるスリーラン

 第14節最終日、後楽園の第1試合は森弘太郎と藤本英雄の先発で午後1時2分、西垣球審の右手が上がりプレイボール。

 中日は初回、先頭の山本尚敏の当りは遊ゴロ、これをショート田中幸男がエラー、杉浦清監督のレフト線二塁打で無死二三塁、古川清蔵は四球で無死満塁、ここで大沢清が得意の右打ちを見せてライトに2点タイムリーを放ち2-0とリードする。

 阪急ベンチは早くも2回から先発の森に代えて天保義夫をマウンドに送る。

 阪急は7回表、一死後青田昇が左中間に二塁打、野口明がライト線にタイムリーを放ち1-2と1点差に迫る。

 中日は7回裏、先頭の金山次郎がレフト線に二塁打、一死後杉浦はピッチャー強襲ヒットで一塁に生きるが、ファースト野口明が二走金山のリードが大きいと見て二塁に送球して金山はタッチアウト、杉浦が二盗を決めて二死二塁、古川清蔵が左前にタイムリーを放ち3-1、古川が二盗を決め、大沢は四球を選んで二死一二塁、ここで小鶴誠がレフトスタンドにスリーランを放ち試合を決める。

 藤本英雄は4安打2四球3三振の完投で15勝目をマークしてハーラートップの別所昭に並ぶ。共に15勝9敗となった。

 小鶴に代わって四番に座っている大沢清が勝利打点を記録。大沢は第12節以降の15試合で56打数13安打12打点と、打率は低いが勝負強さを発揮して小鶴欠場の穴を埋めてきた。

 小鶴誠は勝負を決める第6号スリーランを放ち、古川清蔵、青田昇と並んでホームランダービーのトップタイに立った。最終的に今季の本塁打王となる大下弘はまだ3本と出遅れている。

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