3 0 2 0 0 5 東急 14勝26敗1分 0.350 黒尾重明
0 0 0 2 2 4 金星 18勝25敗1分 0.419 重松通雄
勝利投手 黒尾重明 3勝7敗
敗戦投手 重松通雄 7勝3敗
三塁打 (東)飯島
勝利打点(東)熊耳武彦 1
今日も熊耳と長持が活躍
6月28日(土)は雨のため東西とも中止。6月29日(日)は関西は曇り空であったが関東は小雨模様。
このところ日曜日は3万人越えも珍しくなくなったが、この日は雨模様とあって後楽園の観客は8,858人。この天気でも8千人が集まったほど野球人気は高まりを見せている。
第11節2日目、後楽園は小雨の中、試合を強行。第1試合は黒尾重明と重松通雄の先発で午後1時5分、池田球審の右手が上がりプレイボール。
東急は初回、先頭の一言多十が三塁線にヒット、鈴木清一も左前打を放って無死一二塁、飯島滋弥、大下弘は倒れたが、長持栄吉の三ゴロをサード清原初男がエラー、二死満塁から絶好調の熊耳武彦がライト線に2点タイムリー、熊耳は一塁ベースを大きく回り一二塁間に挟まれたが、挟殺プレーの間に一走長持もホームに還る好走塁を見せて3点を先制する。
雨の中の試合では先制点が必須である。
東急は3回表、先頭の鈴木清一が右前打で出塁、飯島が中越えにタイムリー三塁打を放ち4-0、一死後好調長持が中前にタイムリーを放ち5-0とリードを広げる。
金星は4回裏、二死後大友一明が四球で出塁、重松も四球で二死一二塁、辻勇夫が中前にタイムリーを放ち1-5、坂本勲は四球を選んで二死満塁、トップに返り坪内道則監督が右前にタイムリーを放ち2-5、二走辻も三塁ベースを回るがライト長持からの返球をピッチャー黒尾が中継してタッチアウト。
3点差に追い上げた金星は5回裏、先頭の中村信一の当りは遊ゴロ、これを雨でぬかるむグラウンドに足を取られたショート鈴木清一がエラー、清原の遊ゴロも鈴木が連続エラー、西沢道夫の中前タイムリーで3-5と2点差、小前博文の送りバントは三塁への小飛球となって一死一二塁、大友は四球を選んで一死満塁、重松が3球ファウルで粘って押出し四球を選び4-5と1点差に迫り、坂本の代打内藤幸三の三塁ファウルフライをサード大沢喜好は雨が目に入ったか落球、しかし黒尾は粘って内藤を三振に打ち取る。
ここで雨が強くなって試合続行不可能となり降雨コールドとなった。試合を成立させるため無理やり5回まで引っ張った感が強い。最終回の鈴木清一の2つと大沢喜好の失策は可哀そうであった。
東急はこの日も絶好調の熊耳武彦と長持栄吉の活躍で連勝、最下位に沈んではいるが徐々にチームは上向いてきている。
当然、第2試合は中止となった。
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