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2025年5月19日月曜日

22年 金星vs大阪 7回戦

6月23日 (月) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 3 3 金星 18勝22敗1分 0.450 重松通雄 
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 大阪 28勝12敗1分 0.700 梶岡忠義

勝利投手 重松通雄 7勝2敗 
敗戦投手 梶岡忠義 9勝3敗

勝利打点(金)重松通雄 1


重松通雄、2安打完封

 第10節最終日、後楽園の第1試合は重松通雄と梶岡忠義の先発で午後1時2分、西垣球審の右手が上がりプレイボール。

 西垣徳雄は今節から審判員デビュー、この試合が初の球審となった。昭和25年には国鉄スワローズの監督に就任し、金田正一を育てることになる。

 金星は初回、先頭の坪内道則監督が3球目を左前打、西垣球審の初コールは梶岡が投じた初球「ボール」であった。酒沢政夫も左前打で無死一二塁、しかし清原初男のショートライナーに二走坪内が戻れずダブルプレー、先制のチャンスを逃す。

 大阪は2回に本堂保次が、4回に土井垣武が何れも二死から中前打を放つが無得点。

 金星先発の重松は5回以降大阪打線をノーヒットに抑える。

 大阪先発の梶岡も5回まで6安打を許すが6回から8回までは三者凡退に抑える好投を続け、0対0のまま試合は最終回へ。

 金星は9回表、先頭の西沢道夫の当りは二ゴロ、これをセカンド本堂がエラー、小前博文の右前打で無死一三塁と先制のチャンス到来、大友一明の投ゴロで小前は二塁に進んで一死二三塁、重松の一ゴロで三走西沢がホームに突っ込み、ファースト玉置玉一がバックホームするがセーフ、野選が記録されて1点を先制、一死一三塁から辻勇夫がスクイズバントを決めて2点目、坂本勲が右前タイムリーで続き3-0とリードする。

 重松通雄は最終回も三者凡退に抑え、2安打3四球1三振でダイナマイト打線を完封、7勝目をマークする。重松は今節、中日戦に続いての完封勝利となった。この試合では野選による打点で勝利打点も記録と、乗りに乗っている。

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