0 0 0 4 0 0 0 0 3 7 南海 21勝18敗1分 0.538 別所昭
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 東急 12勝24敗1分 0.333 北川桂太郎
勝利投手 別所昭 11勝8敗
敗戦投手 北川桂太郎 2勝6敗
二塁打 (南)飯田
本塁打 (南)山本一人 2号
勝利打点(南)筒井敬三 1
別所が5度目の完封で11勝
甲子園の第1試合は別所昭と北川桂太郎の先発で午後1時30分、金政球審の右手が上がりプレイボール。
東急は初回、一死後鈴木清一が左前打で出塁、飯島滋弥は死球を受けて一死一二塁、大下弘の右前打で二走鈴木清一は三塁ベースを蹴ってホームに突っ込むがライト田川豊からの好返球にタッチアウト、先制のチャンスを逸す。
2回、3回と二三塁のチャンスを逃した南海は4回表、先頭の岡村俊昭が右前打で出塁、飯田徳治の二ゴロでランナーが入れ替わり、別所の右前打で一死一三塁、筒井敬三の中前タイムリーで1点を先制、センター一言多十が打球を逸らして一死二三塁、二死後トップに返り安井亀和が三遊間にタイムリーを放ち2-0、河西俊雄の二ゴロをセカンド清水喜一郎はアウトカウントを間違えたのかホームに送球するが三走筒井が還って3-0、記録は野選、丸山二三男の中前タイムリーで4-0とする。
清水の野選について、ホームへの野選で三走が還った場合は打者に打点が記録されるのだが、治村宗三公式記録員は「一塁へ投ずれば当然アウトとなり得点を許さずとすむものを無用の投球をなしたため得点を許したから得点打(打点=筆者注)を与えず。」として河西に打点は記録されなかった。
南海は9回表、二死後河西が中前打から二盗に成功、丸山は四球、河西が三盗を決めて二死一三塁、ここで山本一人監督がレフトスタンドにスリーランを叩き込んで7-0として試合を決める。
別所昭は8安打2四球1死球3三振で今季5度目の完封、11勝目をマークして藤本英雄と並びハーラートップタイに立つ。
田川豊が第2打席で死球を受けてベンチに下がった。田川の怪我は重かったようで、しばらく欠場が続く。調子の上がらない南海としては痛いところ。
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