0 0 1 0 1 0 0 0 0 2 南海 18勝15敗 0.545 中谷信夫 松川博爾
0 0 0 0 0 0 7 0 X 7 太陽 13勝20敗 0.394 池田善蔵 スタルヒン
勝利投手 池田善蔵 4勝4敗
敗戦投手 中谷信夫 3勝5敗
二塁打 (南)田川、山本 (太)荒川、藤井、藤村
三塁打 (太)森下
本塁打 (太)中谷順次 1号
勝利打点(太)荒川昇治 3
荒川昇治、満塁走者一掃逆転二塁打
西宮の第2試合は中谷信夫と池田善蔵の先発で午後3時30分、二出川球審の右手が上がりプレイボール。
南海は3回表、一死後田川豊が四球で出塁すると二盗に成功、山本一人監督の中前打で一死一三塁、飯田徳治の中犠飛で1点を先制する。
南海は5回表、先頭の朝井昇が右前打で出塁、田川の右中間二塁打で無死二三塁、山本は四球で無死満塁、ここで山本がディレードスチールを仕掛け、キャッチャー伊勢川真澄が二塁に送球すると三走浅井がホームを狙うがセカンド荒川からの本塁送球にタッチアウト、飯田は捕邪飛に倒れ、岡村俊昭はストレートの四球で二死満塁、ここで田川がホームスチールを決めて2-0とリードを広げる。
6回まで中谷に無得点に抑え込まれてきた太陽は7回裏、一死後伊勢川が四球を選んで出塁、藤村隆男が右越えに二塁打を放って無死二三塁、一死後池田は四球を選んで一死満塁、トップに返り荒川が左中間に走者一掃の逆転二塁打を放ち3-2と試合をひっくり返し、辻井弘の三遊間ヒットで一死一三塁、藤井勇がライト線に2点タイムリー二塁打を放ち5-1、更に中谷順次がレフトスタンドにツーランを叩き込んで7-2とリードを広げる。
太陽は4本の長打を集中して大量得点。
南海は8回表、先頭の堀井数男が四球で出塁、坂田清春に代わる代打丸山二三男が左前打を放って無死一二塁、太陽ベンチはここで池田に変えてスタルヒンをリリーフのマウンドに送り、中谷に代わる代打別所昭の遊ゴロが「6-4-3」と転送されてゲッツー、スタルヒンがその後を抑えて太陽が逃げ切る。
南海は6日の阪急戦での放棄試合による勝利以降4連敗。最大7つあった貯金も3つに食い潰してきた。
混戦が続く4位以下の順位争いは、調子を上げてきた巨人としぶとい試合を続ける金星が同率4位、阪急と太陽が半ゲーム差で同率6位、4位が定位置だった東急が単独最下位に転落した。
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