9月11日 (土) 西宮
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 1 0 0 0 0 0 1 2 南海 21勝35敗1分 0.375 丸山二三雄
0 3 0 0 0 0 0 0 X 3 名軍 32勝19敗6分 0.627 石丸進一
勝利投手 石丸進一 13勝6敗
敗戦投手 丸山二三雄 3勝12敗
二塁打 (名)小鶴
本塁打 (南)鈴木 1号
勝利打点 芳賀直一 3
石丸進一、完投で13勝目
名古屋は2回、先頭の西沢道夫が三塁に内野安打、更にサード鈴木芳太郎の一塁悪送球が加わり西沢は二塁に進み、加藤正二は中飛に倒れるが、岩本章の左前打で一死一三塁、岩本が二盗を決めて一死二三塁、芳賀直一が右前に先制タイムリーを放って1-0、芳賀が二盗を決めるが三走岩本が三本間に挟まれ「2-6-5」と渡ってタッチアウト、岩本には「盗塁死」が記録されていないので重盗失敗ではなく芳賀には盗塁が記録される。挟殺プレーの間に芳賀は三塁に進み、藤原鉄之助が四球から二盗に成功して二死二三塁、石丸進一が右前に2点タイムリーを放って3-0とする。
南海は2回、先頭の鈴木がレフトスタンドにホームランを叩き込んで1-3とする。
名古屋打線は4回以降8回まで南海先発の丸山二三雄に無安打に抑え込まれて追加得点はならず。
南海は9回表、先頭の岡村俊昭がストレートの四球で出塁、中野正雄に代わる代打別所昭の遊ゴロでランナーが入れ替わり、堀井数男の二ゴロでゲッツー、万事休すかと思われたが、セカンド石丸藤吉からの二塁送球が大悪投となり、別所に代わる代走平井猪三郎が還って2-3と1点差、増田敏が左前打を放って一死一三塁、しかしここで名古屋先発の石丸進一が底力を発揮し、丸山は捕邪飛、荒木正は中飛に倒れて名古屋が逃げ切る。
石丸進一は6安打1四球1死球2三振の完投で13勝目をあげる。打っても試合を決める追撃の2点タイムリーを放つ活躍であった。
丸山二三雄は2回に3点を取られたが、1回及び4回~8回を三者凡退に抑える好投を見せた。
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