今節はタイガースが4勝0敗、ジャイアンツが3勝1敗、金鯱が2勝2敗、名古屋が2勝2敗、セネタースが1勝1敗1分、阪急が2勝3敗、ライオンが1勝2敗、南海が1勝3敗1分、イーグルスが1勝3敗であった。
ジャイアンツが勝率7割1分2厘で首位に立ち、タイガースが7割で二位に浮上、阪急が6割9分2厘で三位に転落と、大きな順位の変動があった。
週間MVP
投手部門
金鯱 中山正嘉 3
今節は南海戦と名古屋戦で二試合連続完封勝利。現在三試合連続完封勝利を継続中。
タイガース 若林忠志 1
七色の変化球が冴えわたりタイガース二位浮上の原動力となる。
打撃部門
タイガース 本堂保次 1
8月2日のセネタース戦では抑え込まれていた野口二郎から起死回生の同点三塁打、6日の阪急戦では重松通雄から決勝本塁打。今節15打数7安打2得点4打点、三塁打1本、本塁打1本。
ジャイアンツ 白石敏男 1
今節20打席13打数7安打7四球5得点4盗塁、二塁打2本、三塁打1本。出塁率は7割であった。
殊勲賞
名古屋 松尾幸造 1
8月1日のジャイアンツ戦で5安打1失点の完投勝利を飾る。ようやく故障から復活してきた。
ライオン 坪内道則 1
6日の南海戦では三度の先頭打者の機会に3安打していずれもホームに還りライオンの全得点をあげる。今節13打数4安打2四球5得点。
タイガース 富松信彦 2
1日の阪急戦で三塁打2本、2得点。2対1の勝利に貢献する。
敢闘賞
イーグルス 亀田忠 2
3日の金鯱戦でノーヒットワンランを記録する。
名古屋 石田政良 1
1日のジャイアンツを2対1で破ったゲームでは4打数2安打2得点、2日の重松通雄に2安打完封された阪急戦ではその2安打を放ってノーヒットノーランを免れる。4日のイーグルスを破ったゲームでも無安打ながら効果的な2四球を選んで勝利に貢献。
阪急 重松通雄 1
2日の名古屋戦では2安打完封、6日のタイガース戦では若林忠志と歴史的な投手戦を繰りひろげる。
技能賞
南海 平井猪三郎 1
4日の延長11回引き分けたセネタース戦、2補殺でチームを救う。
ライオン 岡本利之 1
現在ピッチャー兼キャッチャーとして奮闘中。
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