2018年2月18日日曜日

19年 南海vs阪急 3回戦


4月23日 (土) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 南海 1勝5敗 0.167 政野岩夫
4 1 0 0 0 0 0 0 X 5 阪急 4勝2敗 0.667 大平茂

勝利投手 大平茂     3勝0敗
敗戦投手 中本政夫 1勝2敗

三塁打 (急)榎並

勝利打点 なし

猛打賞 (急)大平茂 1


大平茂、5安打完封でハーラー単独トップ

 阪急は初回、先頭の山田伝がストレートの四球で出塁、上田藤夫のライト線ヒットで無死一三塁、ここで一走上田がディレードスチールを仕掛けるが、ピッチャー中本が落ち着いてショート松川博爾に送球してタッチアウト、野口明は三振に倒れて二死三塁、、高橋敏の遊ゴロをショート松川がエラーする間に三走山田が還って1点を先制、大平茂の右前打で一走高橋が三塁に進み二死一三塁、坂田清春の左前タイムリーで2-0、ここで榎並達郎が右越えに三塁打を放ち二者還り4-0とする。

 阪急は2回、先頭の伊藤健一がストレートの四球で出塁、トップに返り山田の二ゴロの間に伊藤は二進、上田は左飛に倒れて二死二塁、野口明の二飛をセカンド加藤喜作が落球、二走伊藤が還って5-0とする。

 南海は3回の守備からセカンドにタイムリーエラーの加藤に代わって野口渉が入る。

 大平茂が快投を見せて5安打1四球3三振で完封、開幕3連勝を飾ってハーラー単独トップに躍り出る。

 須田博が3勝目をあげた試合を先にアップしてしまいましたが、この日の西宮はこの試合が第1試合なのでこの時点では大平がハーラー単独トップとなります。スコアカードの編集がぐちゃぐちゃになっていますのでご了承ください。

 絶好調の大平だが、この勝利がプロでの最後の勝利となった。この試合では猛打賞も記録している。

 この試合の決勝点はエラーによるもので勝利打点は「なし」となるが、真の殊勲打は榎並達郎が放った試合を決める2点タイムリー三塁打である。榎並のプロ野球在籍は昭和19年のみとなるが、通算13安打で二塁打3本、三塁打3本を記録している。この日の三塁打がプロ入り初長打となった。

 

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