2014年6月28日土曜日

16年 名古屋vs南海 10回戦


10月26日 (日) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10  計
0 0 1 0 0 0 0 0 0  0   1 名古屋 35勝39敗 0.473 河村章 西沢道夫
0 0 0 0 0 0 0 1 0 1X  2 南海    36勝37敗 0.493 川崎徳次

勝利投手 川崎徳次 9勝15敗
敗戦投手 西沢道夫 6勝11敗

二塁打 (南)岩本、岡村

勝利打点 なし


川崎徳次、2試合連続1失点完投勝利

 名古屋は3回、先頭の河村章が四球を選んで出塁、トップに返り石丸藤吉の投前送りバントはピッチャー川崎徳次が巧く捌いて一走河村は二封、古川清蔵が四球を選び、大沢清は一飛に倒れて二死一二塁、服部受弘が左前にタイムリーを放って1点を先制する。更に吉田猪佐喜が四球を選んで二死満塁とするが、芳賀直一は二飛に倒れて追加得点はならず。

 南海先発の川崎は3回まで3安打を許したが4回以降見事に立ち直り9回まで無安打ピッチングを続ける。

 南海打線は名古屋先発の河村章に7回まで3安打に抑えられる。初回に岩本義行、6回に岡村俊昭と二塁打が2本出たが何れも二死からでここまで無得点。

 南海は8回、先頭の安井鍵太郎が四球で出塁、岩本も四球を選んで無死一二塁、名古屋ベンチはここで先発の河村から西沢道夫にスイッチ、村上一治の一ゴロで岩本が二封されて一死一三塁、木村勉の三ゴロで三走安井がホームを突くがサード芳賀からのバックホームにタッチアウト、ここで村上と木村がダブルスチールを決めて二死二三塁、前の打席で二塁打を放っている岡村は四球で歩かされて二死満塁、南海ベンチはここで前田貞行に代えて昨日殊勲の代打サヨナラ打を放っ徳島忠彦を代打に起用、徳島が連日の殊勲となる押出し四球を選んで1-1の同点に追い付く。
 


 南海は10回裏、先頭の岩本がレフト線にヒット、村上の右前打で無死一二塁、木村の左飛で二走岩本がトリック走法を見せるが「7-6-5-4-1」と渡って記録はダブルプレー、岡村が四球を選んで二死一二塁、柳鶴震の三ゴロをサード芳賀が一塁に痛恨の悪送球、二走村上が三塁からホームに還ってあっけなく決着がつく。


 川崎徳次は10回を3安打8四球5三振で完投、9勝目をあげる。川崎は2試合連続1失点完投勝利、南海は5連勝で借金を1とした。







*川崎徳次は8四球を出したものの名古屋打線を3安打に抑えて23日の朝日戦に続いて1失点完投勝利を飾る。














*後楽園球場第二試合の巨人と全く同じ得点経過で5連勝を飾った南海打線。本日は「徳島忠彦」のスタンプが押されています。















 

0 件のコメント:

コメントを投稿