2014年6月26日木曜日

16年 黒鷲vs阪神 10回戦


10月26日 (日) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9  計
0 0 0 0 0 0 1 0 0  1 黒鷲 25勝47敗 0.347 中河美芳
0 0 0 0 0 0 0 0 0  0 阪神 36勝35敗 0.507 若林忠志

勝利投手 中河美芳   6勝7敗
敗戦投手 若林忠志 17勝14敗

二塁打 (黒)木下

勝利打点 木下政文 4

ファインプレー賞 (黒)山田潔 10


中河美芳、阪神打線を翻弄

 黒鷲は初回、一死後清家忠太郎が右翼線にヒット、玉腰忠義の右前打で一死一三塁、玉腰が二盗を決めて一死二三塁、中河美芳の二ゴロで三走清家がホームに突っ込むがセカンド宮崎剛からのバックホームにタッチアウト、富松信彦も中飛に倒れてスリーアウトチェンジ。2回~4回は三者凡退。

 黒鷲は5回、先頭の木下政文が右中間に二塁打、菅利雄の投前送りバントはピッチャー若林忠志が巧く捌いて三塁に送球し木下はタッチアウト、谷義夫の三ゴロが「5-4-3」と渡ってスリーアウトチェンジ。6回も一死後山田潔が中前打で出塁するが清家の二飛に山田が戻れず「4-3」と渡ってゲッツー。黒鷲はここまで無得点。

 一方、阪神打線も黒鷲先発の中河美芳にひねられて3回二死後に森国五郎が放った中前打1本に抑えられて7回まで1安打無得点。

 黒鷲は7回、先頭の玉腰がレフト線にヒット、中河の遊ゴロの間に玉腰は二進、富松は中飛に倒れて二死二塁、木下の右前タイムリーで均衡を破り1点を先制する。

 阪神は8回、先頭の若林が中前打、村瀬一三の一塁線バントが内野安打となって無死一二塁、好調・森国五郎が中前打を放って無死満塁、トップに返り宮崎の投ゴロで三走若林は本封、キャッチャー清家からの三塁牽制に村瀬はタッチアウト、皆川定之も三振に倒れて同点機を逃す。

 阪神は9回、先頭のカイザー田中義雄が左前打、代走に松木謙治郎監督を起用、土井垣武が送って一死二塁、御園生崇男の遊ゴロの間に二走松木は三進して二死三塁、バッター松下繁二の打席で松木が決死のホームスチールを敢行するがタッチアウトでゲームセット。


 中河美芳は5安打1四球1三振で今季3度目の完封、6勝目をあげる。若林忠志は7安打1四球1三振1失点の完投。中河は95球、若林は92球、両技巧派投手による見ごたえのある投手戦は1時間5分で中河に軍配が上がった。




*中河美芳は5安打完封で6勝目をあげる。






 

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