2014年6月21日土曜日

16年 南海vs朝日 10回戦


10月23日 (木) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
6 0 1 0 0 0 0 3 0 10 南海 34勝37敗 0.479 川崎徳次
1 0 0 0 0 0 0 0 0  1  朝日 22勝49敗1分 0.310 野村高義 山本秀雄

勝利投手 川崎徳次 8勝15敗
敗戦投手 野村高義 0勝9敗

二塁打 (南)岡村、安井
本塁打 (南)前田 1号

勝利打点 木村勉 4


南海打線爆発

 南海は初回、国久松一、安井鍵太郎、岩本義行が3連続四球で無死満塁、村上一治の三ゴロで三走国久は本封、木村勉の遊ゴロをショート五味芳夫がエラーして1点を先制、木村には打点が記録される。岡村俊昭の右翼線二塁打で3-0、前田貞行が左前に2点タイムリーを放って5-0、川崎徳次の二ゴロで前田は二封、柳鶴震は四球、打者一巡して国久が中前にタイムリーを放ちこの回一挙6点。

 朝日は1回裏、先頭の五味が左前打で出塁、坪内道則の二ゴロで五味は二封、鬼頭政一が左前打、伊勢川真澄は三飛に倒れて二死一二塁、岩田次男が右前にタイムリーを放って1-6とする。

 朝日は2回から先発の野村高義に代えて山本秀雄をマウンドに送る。

 南海は3回、先頭の前田がレフトスタンドにホームランを叩き込んで7-1と突き放す。

 南海は8回、一死後6回の守備からセカンドに入ってプロ入り初出場を果たした北原昇が四球を選んで出塁、トップに返り国久の二ゴロをセカンド戸川信夫がエラー、安井が四球を選んで一死満塁、岩本が左前に2点タイムリーを放って9-1、村上は中飛に倒れるが木村が左前にタイムリーを放って10-1とする。

 川崎徳次は5安打1四球3三振の完投で8勝目をあげる。


 南海は一番から八番まで先発全員得点、九番の柳鶴震は得点を記録していないが代わりにセカンドに入った北原昇がプロ入り初得点を記録して全打順で得点を記録した。


 前田貞行がプロ入り初ホームランを放った。前田にとってプロ野球人生で唯一の本塁打であった。






*川崎徳次は5安打完投で8勝目をあげる。









*全打順で得点を記録した南海打線。


























 

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