2014年5月24日土曜日

16年 黒鷲vs名古屋 11回戦


10月5日 (日) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9  計
1 1 2 0 1 0 0 0 0  5 黒鷲     23勝43敗 0.348 金子裕 石原繁三
0 0 0 0 0 0 0 0 1  1 名古屋 30勝36敗 0.455 河村章 村松幸雄 松尾幸造 岡本敏男

勝利投手 石原繁三 3勝7敗
敗戦投手 河村章   13勝8敗

勝利打点 中河美芳 6

ファインプレー賞 (名)服部受弘 1 (黒)中河美芳 11


黒鷲、効率の良い攻めで快勝

 黒鷲は初回、二死後富松信彦がストレートの四球で出塁すると二盗に成功、中河美芳が中前に先制タイムリーを放って1-0、中河は盗塁失敗。

 黒鷲は2回、一死後木下政文が中前打で出塁するとパスボールで二進、清家忠太郎の遊ゴロの間に三進、キャッチャー服部受弘からの三塁牽制球をサード芳賀直一が後逸する間に木下が還って2-0とする。

 黒鷲は3回、先頭の谷義夫が右前打で出塁、トップに返り山田潔の遊ゴロをショート石丸藤吉がエラー、宗宮房之助はストレートの四球で無死満塁、名古屋ベンチはここで先発の河村章から村松幸雄にスイッチ、富松の一ゴロはファースト大沢清からバックホームされて三走谷は本封、中河の二ゴロ併殺崩れの間に三走山田が還って3-0、二死一三塁からダブルスチールを決めて三走宗宮がホームイン、4-0とリードを広げる。

 黒鷲は5回、先頭の谷が左前打で出塁、トップに返り山田は遊飛に倒れるが宗宮の右前打で一死一三塁、富松の中犠飛で5-0、着々と加点する。

 黒鷲先発の金子裕は3回に3四球を出すが無失点で切り抜ける。4回、先頭の大沢に右前打を許すとリリーフの石原繁三に交代、石原が後続を3人で片付ける。

 名古屋は6回、桝嘉一、古川清蔵の連打で無死一二塁とするが大沢は右飛、服部の投ゴロは「1-4-3」と渡ってダブルプレー。7回も一死後芳賀に代わる代打本田親喜、木村進一が連続四球を選ぶが松尾幸造は三振、石丸藤吉は遊ゴロに倒れる。

 名古屋は最終回、先頭の服部が左前打、吉田猪佐喜に代わる代打岩本章の右翼線ヒットで無死一三塁、本田が左前にタイムリーを放って1点を返す。更に木村進一が右前打を放ち4連打で無死満塁、一発出れば同点の場面を迎えるが、岡本敏男に代わる代打三浦敏一は一飛、トップに返り石丸藤吉の三ゴロで三走岩本は本封、最後は桝が二ゴロに倒れて試合終了となった。


 名古屋は終盤、三番手に松尾幸造、四番手に岡本敏男をマウンドに送る小刻みな継投で黒鷲の勢いを止め、最終回あわやという場面まで迫ったが10残塁を記録して敗れ去った。


 一方、黒鷲は5回まで5安打で5得点、結局6安打2残塁の効率の良い攻撃を見せて8安打の名古屋に快勝した。



















 

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