2013年6月10日月曜日

15年 阪神vs南海 12回戦


11月2日 (土) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11  計
0 1 0 0 0 1 0 1 0  0   1   4 阪神 54勝32敗3分 0.628 三輪八郎 若林忠志
0 0 0 0 0 3 0 0 0  0   0   3 南海 24勝63敗6分 0.276 清水秀雄

勝利投手 若林忠志 21勝15敗
敗戦投手 清水秀雄 11勝22敗

二塁打 (阪)松木、皆川、伊賀上 (南)前田
三塁打 (南)前田

勝利打点 伊賀上良平 4


伊賀上良平全得点に絡む

 阪神は2回、先頭の伊賀上良平が四球で出塁、カイザー田中義雄が左前打、松木謙治郎の右翼線二塁打で二走伊賀上が還り1点を先制する。

 阪神は6回、伊賀上が右前打で出塁、田中が送って一死二塁、松木の一ゴロの間に伊賀上は三進、宮崎剛の二ゴロをセカンド上田良夫が失する間に三走伊賀上が還り2-0とする。

 南海は6回裏、先頭の加藤喜作が中前打、トップに返り国久松一の投ゴロでランナーが入れ替わり、伊藤経盛の右前打で一死一二塁、岩本義行の左翼線ヒットで一死満塁、清水秀雄の一ゴロの間に三走国久がホームに還り1-2、ファースト松井からの二塁送球が悪送球となってオールセーフで一死満塁、清水には打点が、松木にはエラーが記録される。阪神ベンチはここで先発の三輪八郎から若林忠志にスイッチ、ところが若林が木村勉に押出し四球を与えて2-2の同点、岡村俊昭の遊ゴロの間に三走岩本が還って3-2と逆転する。

 阪神は8回、一死後伊賀上が中前打で出塁、田中が左前打、松木が中前打で続いて一死満塁、宮崎のスクイズバントが遊前に転がり3-3の同点とする。宮崎には「6-3」で犠打が記録されている。
 ここまで南海の3得点は一瞬の隙を突いたものであるが、阪神の3得点は何れも伊賀上が出塁して生還したものである。


 阪神は延長11回表、先頭のジミー堀尾文人が四球で出塁、皆川定之が送って一死二塁、本堂保次の記録は「1.6-3」なのでピッチャー清水が弾いた打球をショート加藤がバックアップしてアウトにしたものでしょう。この間に二走堀尾は三塁に進んで二死三塁、ここで伊賀上が右翼線に二塁打を放って4-3と勝ち越す。

 若林忠志は延長11回裏、先頭jの木村に左前打を許すが岡村は捕飛、これは送りバント失敗でしょう、上田に代わる代打深尾文彦を遊ゴロ併殺に打ち取り阪神が接戦をものにする。


 伊賀上良平は3得点と決勝の1打点を記録して阪神の全得点に絡む活躍であった。














 

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