2011年9月5日月曜日

14年 4月 月間MVP




月間MVP

投手部門

 阪急 高橋敏 1

 今月5試合に登板して5勝0敗2完封。32回3分の1を投げて13安打8四球12三振、自責点2。防御率0.56、WHIP 0.65、奪三振率3.38であった。

 高橋敏の好成績は阪急投手陣の層が厚く、ローテーションに余裕があることに起因しているのはお伝えしているとおりである。

 高橋が球史にその名を刻んだのはほとんど昭和14年1年限りと言っても過言ではないが、短い活躍期に燃焼し尽くした投手であると言える。




打撃部門

 ジャイアンツ 川上哲治 1

 今月10試合に出場して41打数22安打8得点17打点。1盗塁3四球1三振。二塁打3本、三塁打1本、本塁打1本。打率5割3分7厘、出塁率5割6分8厘、長打率7割3分2厘、OPS 1.30であった。

 今月の10試合のうち甲子園球場でのゲームが7試合あるので本塁打は1本であったが、昨年10月の中島治康の記録に匹敵する、或いはそれ以上の記録であると言える。

 高橋敏とは対照的に永く球界を引っ張ることとなる「打撃の神様」の起点となった月であった。


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