2011年8月25日木曜日

14年 金鯱vs名古屋 2回戦

4月17日 (月) 甲子園


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 金鯱    6勝10敗    0.375 古谷倉之助 中山正嘉
0 1 0 0 0 0 0 2 X 3 名古屋 5勝7敗2分 0.417 松尾幸造


勝利投手 松尾幸造     2勝4敗
敗戦投手 古谷倉之助 1勝3敗

松尾幸造、今季初完封


 名古屋は2回、先頭の加藤正二が左前打から二盗に成功、二死後服部受弘の中前タイムリーで1点を先制する。

 金鯱は7回から(「救援」様からのご指摘により訂正させていただきました。2015年5月12日)先発の古谷倉之助に代わり中山正嘉が登板する。

 名古屋は8回、一死後鈴木秀雄が一塁への内野安打、桝嘉一の左前打で一死一二塁、加藤の右前タイムリーで2-0、桝が三塁に走り加藤もライト小林茂太からの三塁送球の隙に二塁を陥れて一死二三塁、中村三郎の右犠飛で3-0とする。翌日の読売新聞で鈴木惣太郎は「試合中著るしく注目をひいたのは名古屋加藤の機敏な走塁ぶりである。」と論じている。この試合に限らず強打加藤正二は走塁でも目立つ。


 この試合をスタンドから松木謙治郎、若林忠志、鶴岡一人が観戦している。タイガースは本日は試合が無く、南海は第三試合に登場する。ここに鈴木惣太郎も同席して野球論議を繰り広げており、その一部が翌日の読売新聞に掲載されている。

 鈴木惣太郎:「古谷がドロップを投げるときは球の握り方と投球モーションで非常によく判る、あれが打てないのは打者の研究が足りないからだ。」
 若林忠志  :「アメリカの大リーグ選手はあんなのは決して逃さない、日本の打者は未だ研究が足りないんだね。」

 若林はご存じのとおりハワイからやってきました。

 松尾幸造は4安打3四球4三振の完封で2勝目をあげる。シーズン序盤から投げまくってきた松尾もこのところ疲労から調子を落としており本日もスピードは無かったがカーブがいいところに決まったようである。



            *松尾幸造が今季初完封












2 件のコメント:

  1. > 金鯱は8回から先発の古谷倉之助に代わり中山正嘉が登板する。

    とありますが中山の登板は7回からではないでしょうか

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    1. コメントを失念しておりまして大変失礼いたしました。
      ご指摘のとおり古谷倉之助は6回で降板して中山正嘉の登板は7回からでした。
      的確なご指摘ありがとうございました。記事も訂正させていただきます。

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