2011年1月28日金曜日

13年春 ジャイアンツvsライオン 5回戦

6月21日 (火) 後楽園


1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 計
0 0 0 1 1 0 0 1 0 1 4 ジャイアンツ 18勝6敗    0.750 川上哲治 前川八郎
0 0 0 0 1 0 0 2 0 0 3 ライオン      7勝16敗 0.304 近藤久 菊矢吉男


勝利投手 前川八郎 4勝2敗
敗戦投手 菊矢吉男 7勝11敗


本塁打 (ジ)吉原 2号 (ラ)鬼頭 2号


中島治康、首位打者に躍り出る


ジャイアンツは1回2回と三者凡退、3回一死から吉原正喜が四球に歩くが川上哲治の二ゴロで4-6-3のダブルプレー。ライオンは1回2回と先頭バッターがヒットで出塁するが後続無く無得点。

 ジャイアンツは4回、この回先頭の一番野村高義が四球で出塁、一死後水原茂左前打で一二塁、二死後伊藤健太郎がセンター右にタイムリーを放って1点を先制する。更に5回、二死から吉原がレフトスタンドに第2号ホームランを放ち2-0とする

 ライオンは5回裏、こちらも二死から鬼頭数雄がライトスタンドに第2号ホームランを叩き込んで1-2とする。

 ジャイアンツは8回、一死後白石敏男が左前打で出塁、水原の三ゴロでランナーが入れ替わり水原は二盗、続く中島治康が左翼線にタイムリーを放って3-1とする。

 ライオンは8回裏、この回先頭の近藤久に代わる代打菊矢吉男が中前打で出塁、一死後坪内道則中前打、水谷則一四球で一死満塁、ジャイアンツはここで先発川上をあきらめ前川八郎を投入、桜井七之助の二ゴロは4-6-3と渡るが一塁はセーフ、この間に三走菊谷に続いて二走坪内も快足を飛ばしてホームを駆け抜け3-3の同点に追い付く。ライオンは9回から菊谷が登板する。

 ライオンは9回裏、一死後原一朗が中前打を放ち二盗に成功、中野隆雄四球で一死一二塁、しかし柳澤騰市に代わる代打室井豊、菊谷が連続三振に倒れてゲームは延長戦にもつれ込む。

 ジャイアンツは10回、一死後呉波が四球で出塁、二死後水原が中前打、中島がライト前にタイムリーを放って4-3とリードを奪う。

 ジャイアンツは10安打を放ち、その内二~五番までが2安打ずつ。一方ライオンは8安打を放つも一番鬼頭数雄・5打数3安打、及び六番原一朗・4打数3安打に集中しており三四番がノーヒットと打線が分断された。

 中島治康は第三打席まで凡退を続けるが、8回の第四打席でタイムリー、10回の第五打席では決勝タイムリーを放って今季通算98打数37安打3割7分8厘として名古屋・石田政良の3割7分2厘を抜いて首位打者に躍り出る。



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