2010年8月4日水曜日

12年春 大東京vsイーグルス 6回戦

7月11日 (日) 上井草


1 2 3 4 5 6 7 8 9  計
1 3 0 0 0 0 0 0 0  4   大東京  20勝30敗4分 0.400 菊矢吉男
2 0 0 0 0 2 1 7 X 12 イーグルス 9勝42敗    0.176 藤野文三郎-畑福俊英


勝利投手 藤野文三郎 2勝6敗
敗戦投手 菊矢吉男   5勝2敗


二塁打 (大)菊矢、大友2 (イ)高橋、野村
三塁打 (イ)中根


イーグルス、毎回安打で圧勝


 大東京は初回、二死から水谷則一が四球を選び二盗、浅原直人の左前打で水谷が生還して1点を先制。イーグルスは1回裏、こちらも二死からバッキー・ハリスが死球で出塁、サム高橋吉雄の中前打をセンター坪内道則が逸らして二死二三塁、記録はワンヒットワンエラー。ここで杉田屋守が中前に2点タイムリーを放って2-1と逆転。

 大東京は2回、藤浪光雄の遊ゴロを又もやショート高橋が悪送球して藤浪は二塁に進む、柳澤騰市内野安打で無死一三塁、筒井隆雄の中前タイムリーで2-2の同点として無死一二塁、菊矢吉男の捕ゴロで柳澤は三封、鬼頭数雄左前タイムリーで3-2、大友一明がセンター右に二塁打を放って4-2とする。

 2回以降も毎回安打を放ちながら追加点を奪えなかったイーグルスは6回、一死後野村実が中前打で出塁、中根之の右翼線三塁打で3-4、ハリスの左前タイムリーで4-4の同点に追い付く。更に7回、一死後太田健一中前打、漆原進の遊ゴロをショート筒井がセカンドに送球するがセーフ(記録は野選)、更に一塁に転送したセカンド大友の送球が逸れて太田は三塁に進み一死一三塁。ここで藤野文三郎に代わって代打に起用された畑福俊英が意表を突いて初球にスクイズを決めて5-4と勝越しに成功。畑福は8回からマウンドにあがる。

 イーグルスは8回、一死後ハリス四球、高橋タイムリー中越え二塁打、杉田屋遊失、石井秋雄左前打、漆原進遊失、畑福三振後、野村、中根、寺内一隆、ハリス、高橋と五連打が続き一挙7点をあげて試合を決める。

 イーグルスは毎回の18安打で圧勝、バッキー・ハリスは3打数3安打3四死球で6打席連続出塁、サム高橋吉雄、太田健一、野村実も3安打して猛打賞が4人、タイガース並みの爆発力であった。

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